相手とキャッチボールすることが大切だと言われて納得した気になるわけですが、案外、そのキャッチボールの仕方を勘違いしていることがあるようです。よくあるパターンをご紹介します。
●勘違いのキャッチボール(その1)
対話を始める前から、相手にどんな球を投げるかを考え過ぎることです。あれもこれも言いたくなって、一人で勝手に暴走することです。暴走の具合は人によって異なります。怒りが込み上げてくる人や、不安だらけになる人、決め付けや思い込みが強いのでしょう。キャッチボールする前に疲れてしまうパターンです。結局、声をかけることもなく時間だけが過ぎていくことになります。(つづく)